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北野武氏が離婚した。割とずっと前から離婚秒読みみたいな記事を見かけたり、長年連れ添ってる愛人がいるとかいう記事があったりで、何をいまさらと思うのだが、まぁ死ぬ前に本当に自分が望む身分になっておきたかったのだろう。
さて、彼の離婚で一番の話題になっているのは、本人の資産をほぼ全て元妻に譲るということになった、という点である。彼は太陽が山羊座でいわゆる目に見えないものしか信じられない、というタイプだとホロスコープでは言われる地星座なのだが…
その太陽は火星と水星とコンジャンクションで、非常に勢いがある。そして木星とはセクスタイルだから、彼の場合はかなり努力して今の地位を築きあげたと言えるし、その努力は大きく実ったと言える。生まれ時間が分からないから月の位置が何ともいえないが、ひとまず言えるのは、完全に奥さんと母親が同じタイプでなければ嫌というか、受け入れられないだろうということ。愛情の最高の形を母親が示してくれていて、逆に言うとそれを超える人がなかなか出てこないのでいつまでも母親の愛情が最高の形で本人の中に残るので、でもそうかといっていわゆるマザコンでもない。ここがややこしいところなのだが、別に本人の中でそういう意識はないから、もっと違う形で最高の愛情を示してくれる人が現れればそれでいいと言う考え方でもある。それからこのアスペクトによって、相当に無茶苦茶ばっかりしている彼が何となくどことなくインテリな感じ、上品な感じを醸し出されるのだろうと思う。
たけし軍団なるものがあって、これはこの太陽の度数によるものだろうと思う。本人は当然こんなことは知らないのだろうが、無意識にせよ星をきちんと活かしているのだ。やはり、成功者は星を使えるということの証明である。
それから彼のお金への執着のなさはどこなのかというと、徹底的なことが好きな木星蠍座なので、「折半」とか「分与」という考え方がただ単になかったのだろうと思う。今までの努力が実ることは十分分かったのと、それから月と冥王星がトラインになっているので、これももしかしたら作用しているかもしれない。照れ隠しなのか何なのか、知らない間に婚姻届を出されてそのままずるずるなどと言っているが、本当に嫌なら離婚届を出せばよかったのであって、それが出来ないというのは奥さんの立場を尊重したものであろうし、やはり戸籍上とは言え奥さんであり続けてくれた女性への、彼の出来ることが奪うことと与えること、その両方を同時にやるということだったのだろうと思う。こういうことをやるのは冥王星獅子座世代だなぁと思う。やることが何でも大胆でバブリーである。冥王星は遠い天体だし、しかも世代でみんな同じだから意識しづらいと思うが、こうやって社会人になって皆がそれぞれ違う人生を歩み始めると、その人生に対して冥王星がどう働くかということが割と出やすいのでは、と思う。特に北野氏のように歳を重ねている人は尚更出やすい。年齢域から言うと彼はまだ冥王星期ではないが、そういうところへ確実に近付いているのだ。
また、予てより事務所から独立したり、今回は家庭から独立したりと、何かと独立が彼のキーワードになっているのは彼が天王星期だからだろうか。彼は天王星に何のアスペクトも持っていないから、なおさらその気質が出しやすいのだろう。
彼が80を超えるとまたいい人生になるだろうし、それは彼の努力によるものだろうことが窺える。自由になった彼は何を手にするのか、何を成し遂げるのか、今からまだ楽しみが残っている。