2ハウスに続いて、どうして8ハウスがお金のハウスなのかを解説します。
8ハウスはいわゆる「もらうお金」ということまではよく聞く話だと思うんですね。
遺産とか、税金とか、そういうことをよく書いてあるんだろうと思います。
で…対称になっているハウスっていうのはおおもとは同じ意味ですから、2ハウスが才能なら、8ハウスも才能です。
8ハウスは相手の才能。
相手、というと一番身近なのは結婚相手なので、旦那さんのお金、とかって読むこともあります。
もちろんこれは間違いじゃないし、そういう生活の人もいるでしょう。
ただこれが危ないなぁと思うのは、これってジャイアン的考え方のもとに成立している象意なんですね。
「お前のものは俺のもの」的なことですよ。
だってそうでしょう。
相手は、相手の才能で稼いできたんですね。
それを「結婚しているから」という理由だけでもらって行かれるっていうのは…
同じ立場だったら、どう?
普通に考えて嫌だと思うんですよ、特に女性は。
男性はさぁ、まぁ人を養うことが甲斐性みたいに思う人も多いからそれでいいんですけどね。
…主婦の人がどうのこうのっていう話じゃないですからね、これ。
すぐ噛みつく人いるから一応言っとくけど。
でね、そうじゃなくて、相手も相手の人生があって、相手の生活があるわけですよ。だから結婚生活なんていうのは8ハウスの管轄ですよって話すんですけど。結婚そのものは7ハウスですが、その後生活が続いていくわけだから。
だからねぇ、8ハウスを単純に「配偶者からもらうお金」なんていう風に考えちゃうと、何となくちょっとしっくりこない。
ところで商売をする人は、まぁ最近は個人事業主が多いのでピンとこない人も多いかもしれませんが、普通商売をする、会社を立ち上げるとなったら大体の人は銀行へ行きますね。
それで融資をしてもらって、或いは株を発行してみんなからお金を集めて、あと最近だとこれがもう少しラフになってクラウドファンディングなんていうのもあります。
これらの事柄は全て8ハウスの管轄ですね。
他人から、一時的にでももらう。
預けてもらって大きくできるように頑張って、そしてみんなに還元していく。
この還元っていうのがまた8ハウスっぽい。
何しろ8ハウスの象意の中には「生と死」がありますからね。
生まれたら死ぬ。死んだら生まれるかは分からないけど、まぁそうでしょう大体。
と考えると、ここも循環、つまり還元されていくわけですよ魂が宇宙に。あるいは地球に。
お金は才能だと、2ハウスの項で話しました。
ということは8ハウスは相手の才能です。
それを、一時的に借りて、そして使っていく。だから「もらう」だけではダメなんだと思うんですよねぇ。
あとは皆さん嫌がる税金ね。これも8ハウス管轄です。
だからみんな必ず8ハウスに関わりがあるんですよ。天体があるなしに関わらず。
そして、この8ハウスの恩恵も受けていますね。
みんなが税金を納めているからインフラが整備されるわけなので、ここに文句言っちゃダメなんですね。
去年お金の話をさんざん書いたときに、税金を納めることを嫌がらないのがお金持ちだ、みたいなことを書いたんですが(と思うんですが爆)、こういうことです。循環ですから。
まぁ実質的に、貧乏人ほど税金に対して敏感だからっていう精神論もありますけど笑
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